2009年04月23日

ハシッテホシーノ突き放した…フローラS追い切り

  第69回皐月賞(19日、中山11R、GI、3歳オープン、せん馬不可、定量、芝・内2000メートル、1着本賞金9700万円、1~4着馬にダービー(5月31日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権=出走18頭)4戦無敗、単勝1.7倍の断然人気馬が見る影もなく敗れ去った。3強、いや1強とさえ言われたロジユニヴァースが、なす術なく馬群に飲み込まれて14着惨敗。横山典弘騎手も、あまりの敗北に淡々とした口ぶりで振り返った。

 「位置取りは問題なかったと思う。でも、4コーナーで並びかけようとした時には手応えがなかった。これだけ負けると、あそこでああしていれば…とか、そういうものはない。内容がふがいなかったね」

 先行馬群を見る好位の外めで、いつでも抜け出せる構え。しかし、勝負どころでの失速ぶりは目を疑うばかりだった。萩原清調教師は「大きな敗因があるはずなので、確かめたいと思います」と言い、久米田正明オーナーは「体が減りすぎたかな。行きっぷりが悪かった。立て直さないと…」と10キロ減の体重に敗因を求める。

 いずれにせよ、「ここで1番人気になる馬なんだから、素質はある。挽回したい」というノリの言葉が陣営の総意。中5週で迎えるダービーに向けて、全力で巻き返しを図る。(黒田栄一郎)  




Posted by とら at 10:38│Comments(0)
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